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 私はお花が大好きなので、四季折々の花を見によく出かけます。行く場所を決める時は、人ごみが苦手 なので、なるべく静かで人が少ない所、そして珍しい物が見られる”穴場“を探します。お花見に行った  場所で、素晴らしいお庭や建物、仏像、絵画などに出会って、興味がどんどん広がって、最近では美術展 などにもよく出かけます。

 このブログでは、私の見つけた”穴場“と”素晴らしい物“を紹介して行きたいと思います。

 

【更新履歴 】   
           2009/06/20 「小浜国宝めぐりへ行ってきました」
          
2009/05/24 「霊山寺(りょうせんじ)の”薔薇会式・えと祭り”に行ってきました」
           2009/05/04 「白毫寺の藤まつりに行ってきました」
           2007/09/23 「“ホテイアオイのお花畑”に行ってきました」
           2007/09/23 「“如意輪寺”に行ってきました」
           2007/09/10 「おふさ観音の風鈴まつりに行ってきました」
           2007/05/13 「大田の沢の杜若(かきつばた)を見に行ってきました」
           2007/05/06  「浮世絵を見に行ってきました」
           2007/05/06  「霊鑑寺『春の椿特別公開』に行ってきました」
           2007/01/16  「聖林寺へ行ってきました」
           2007/01/13 「石光寺へ行って来ました。
           2006/10/12 「お花見スポット12ヶ月」
 

「小浜国宝めぐりへ行ってきました」
<6月20日(土)小浜国宝めぐりへ行ってきました。>

3月に申し込んでいたETCを先週やっと取り付けることが出来ました。今日は待ちに待った土曜日。ETCカード割引で高速道路がどこまで行っても1000円になる日です!!お出かけ大好き夫婦は、さっそく出かけました。目的地は、舞鶴市にある「松尾寺」77年ぶりに秘仏"馬頭観音”が公開されているのです。(公開は平成21年9月まで)事故渋滞14キロもなんのその、スイスイ走る一般道の車を横目に見ながら「今日はどこまで行っても1000円よ。渋滞を抜けたら、高速道路のほうが速いにきまってるわ。」と、思ってがんばりました。渋滞をぬけて、気が抜けたのか舞鶴に行く高速道路の出口を通り過ぎてしまいました。え〜っ!!高速道路では一度通り過ぎたらUターンは出来ません。行き先変更。どうしようかなぁと迷っているうちに、次の出口は、小浜西IC。小浜って、福井県でしょ。遠すぎるよ〜。でもそこまで行かないと、高速道路を出られません。

福井県に入ると車がぐっと減りました。ス〜イス〜イ。快調に走って、小浜到着。去年、NHKの朝ドラ”ちりとてちん”で、有名になった小浜です。さて、何処を観光しようかな?そうそう小浜には"小浜国宝巡り”があったのです。小浜は由緒ある寺院が多い地域で、国宝や国の重要文化財を所蔵している寺院が多いのですが、その中から8つのお寺を選んで、観光バスでめぐる"小浜国宝めぐり”の記事を雑誌で読んだことがあります。(残念な事に観光バスは、今は廃止になっているそうです。マイカーで巡る人が増えたためとか。)8つ全部は無理なので、今日はその中から、「羽賀寺」と「妙満寺」へ行く事に決定!!時間は、12:00 遅めの朝食を西紀SAでとったので、昼食は後にして、まず、羽賀寺に向います。カーナビを頼りに車を走らせていくと立派な運動公園に着きました。でも、何処を探してもお寺なんかありません。「目的地周辺です。運転お疲れ様でした。、ナビゲーションは終了します。」って、後は自分で探せって事?地図を見ながら迷いながら着いた場所は、今度は”福井県立大小浜キャンパス”近代的な新しい建物がならんでいます。通りがかった女子学生さんに道を尋ねるとなんでこんなとこに迷って来てるの?と、怪訝な表情。それでも、親切に道を教えてくれました。

「白い大きな橋通られました?」
「通ったような通ってないような・・・。」
「じゃぁ公民館は?」
「さっき見かけました。」
「公民館の前の道を左に曲がってその先を右に曲がって・・・・。分かります?」
「う〜ん???でも行ってみます。ありがとう。」
「ほんとにわかったのかなぁ?」

この後、公民館のお姉さんに尋ねて、やっと道が分かりました。羽賀寺と妙楽寺を拝観し終えると、時間はPM 3:00になっていました。さすがに、お腹が空きました。でも、渋滞にかかると嫌なので昼食は帰りの高速道路のSAでとる事にして、すぐ帰ります。家に着いたのがPM 6:17小浜から自宅のある茨木まで、約170km。(豚インフルエンザで有名になった茨木市です。)帰路は約3時間で帰れました。気になる高速料金は、片道1650円 でした。 ETC割引を使わないと3900円です。大阪近郊は割引対象外なので、1000円以上になったけど、やっぱりお得ですね〜。今日は、思いもよらないハプニングで、小浜まで行ってしまいましたが、若狭で最も美しい十一面観音様や珍しい千手観音様にお会いできて、満ち足りた1日でした。<小浜国宝めぐり>は、まだ残っています。ちょっと遠いけど、ETC割引を使って全部回ってみようと、思います。

■羽賀寺■

羽賀寺は、霊亀2年(716)、鳳凰が舞い降りるという吉祥を喜ばれた元正天皇の勅願により、行基が開山したお寺。古くから朝廷の勅願寺として栄え、最盛期には子院18を数えたが、天災などで消失し、近代以降は本堂のみが残る。

★十一面観音菩薩立像 (重要文化財)

本尊の十一面観音菩薩立像は元正天皇をモデルとして彫ったとされており、長く秘仏であったため造った当初の彩色を残しています。柔和な顔立ちに、しなやかな体つきで、若狭で最も美しい木造仏といわれています。

 





羽賀寺の本堂はお寺を入って石段を登った、裏山の中腹にあります。紫陽花が綺麗に咲いていました。



本堂は、文安4年(1447)安倍氏の寄進によって造営されたもので、間口13.74m、奥行き14.63m、棟高13.21mの規模で、桧皮葺入母屋造りには各部和洋を基調とするたたずまいは、屋根の勾配のやわらかさや、軒廻りの線などに美しい調和をみせています。



お堂の横の入り口から内陣に入らせていただきます。ご本尊は、厨子の中に入っていて、ご本尊の前に座ると、案内の係りのおじいちゃんが丁寧に説明をしてくださいました。

  十一面観音菩薩立像(webページより転載させていただきました)

観音様は優しさと気品にあふれ、あまりの美しさに見惚れてしまいました。

■妙楽寺■

高野山真言宗、岩屋山。奈良時代の養老3年(719)行基が岩屋に千手千眼像を彫刻、延暦16年(797)空海が廻国の際この尊像を拝顔して堂舎を開創したのに始まると伝える。本堂は鎌倉時代初期に建立され、若狭における最古の建造物と伝わる。千手観音菩薩立像 (重要文化財)本尊の千手観音菩薩立像は、平安中期の作で、桧材の一木造。高さ176.3p、正面の本面のほかに両側に大ぶりの脇面をもち、頭上面を合せると、24面ある。24面の千手観音菩薩像は非常に珍しい。

  拝観受付 ここで拝観料400円を払います。

  本堂を目指す参道。綺麗にお掃除されていました。

  妙楽寺 仁王門 

  妙楽寺 縁起立て札 由緒正しいお寺です。

  参道から山門をくぐると、そこは別世界。静寂が広がります。



檜皮葺の本堂は、鎌倉時代の建立で若狭における最も古い建築物だそうです。

  妙楽時地蔵堂
  千手観音菩薩立像(webページより転載させていただきました)

手観音立像は秘仏で、33年目毎の開扉供養の行なわれるまでは拝めなかったそうです。そのため保存状態が良く、今も黄金色に輝いています。また実際に千本の手が整然と美しく配されていて、その精密さはすばらしいです。

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「霊山寺(りょうせんじ)の”薔薇会式・えと祭り”に行ってきました」
<2009年5月24日(日) 奈良市にある霊山寺の”薔薇会式・えと祭り”に行ってきました。>

 バラの花の名所として名高い霊山寺。今日はちょっと変わったお祭りがあると聞いて、 さっそく出かけました。

■霊山寺縁起■

天平8(736)年、聖武天皇の勅命で、行基が建立し、バラモン僧菩提僊那が地相がインド霊鷲山に似ているところから霊山寺と名付けたといわれる古寺。国宝に指定されている本堂には、本尊の薬師三尊像(重文)をはじめ、阿弥陀如来坐像(重文)、十二神将像(重文)などを安置しています。また、広い境内には弁財天を祭った金殿、白金殿(昭和36年完成)や、近代洋風バラ庭園、地獄堂や薬師湯などもあります。参道のわきには、阿弥陀如来や大日如来などの八体仏が並んでいて、自分の干支の守り本尊に願をかけると願い事が叶うといわれているそうです。霊山寺は、古い歴史を感じさせる要素と新しい斬新な要素が調和したユニークなお寺です。

  霊山寺の門 えと祭りがあるので、たくさんの人で賑わっています。



”薔薇会式・えと祭り”は13:00〜だそうなので、まず門を入ってすぐ右手にあるバラ園に入ります。薔薇の甘い香りが漂い、まさに薔薇の花園です。

★ 近代洋風バラ庭園 ★

1200坪のバラ園は人生の輪廻をテーマに作ら れたもので、世界中から集められた約200種、2000株のバラが咲き誇ります。甘いバラの香りの漂うテラスでローズティ、バラのアイスクリームなどが楽しめるほか、ポプリをはじめさまざまな薔薇グッズも販売していましたよ。

     
                                          薔薇の花園 

  蜜蜂もいっぱい飛んでいました。

  皇后様のバラの花
    
  珍しい色のバラの花

  花霞
           写真DSC
  まあるいお菓子のようです。

  咲き誇る黄色いバラ

  バラの香りの漂うテラス

バラ園を後にして、境内を散策します。境内の中は緑でいっぱい。

 大辯財天堂

  七福神が並んでいます。



八体仏霊場には、八体の仏様が祀られていて、十二支と星座を組み合わせたお守り霊場となっています。ここで”薔薇会式・えと祭り”が行われます。

★ ”薔薇会式・えと祭り ★

ご本尊の薬師如来と八体仏にバラの花をお供えして、健康と幸福を祈念する法会が営まれます。愛らしい衣裳を着た「まつぼっくり少年少女合唱団」の鼓笛隊を先頭に十二支の面をつけた十二支覆面者、僧侶、献茶や献花を奉納する人々、子どもたちのバラ御輿、そして家族に手を引かれた可愛いお稚児さんたちが境内を練り歩きます。ばら庭園が満開のなかで行なわれる華やかなお祭りです。

  衣装に着替える子供たち 

  いよいよ本番です。
  
  暑いけど頑張って!!

十二支覆面者 の入場です。ちゃんと、前が見えるのかな?

  法会が始まりました。

  可愛いお稚児さん。ちょっと疲れちゃったかな?

十二支がバラ園に勢ぞろいする様子は、ちょっとユーモラスです。まつぼっくり少年少女合唱団が最後に合唱した曲は、「バラが咲いた。」なんか、これ以上の選曲はないなぁと、大きくうなずいてしまいました。

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「白毫寺の藤まつりに行ってきました」
<2009年5月4日 丹波市にある白毫寺の”藤まつ り”に行ってきました。>

ゴールデンウィークに入り、各地でさまざまなイベントが開かれています。今日は、白毫寺の九尺藤が見ごろをむかえ、"藤 まつり”が開かれていると聞いたので、行ってきました。

■白毫寺縁起■

白毫寺の創建は705年、丹波や播磨地方に多く のお寺を開いた法道仙人が開基とされています。本堂である薬師堂には薬師瑠璃光如来が本尊として鎮座されていますが秘仏で普段は見ることが出来ないそうです。白毫 寺の名前の由来はこの薬師如来によるもので、白い眉毛の間から光を放っていたところから付けられたそうです。白毫寺は長さ120mにもなるといわれる九尺藤で 有名です。九尺藤は現住職さんが土作りから非常に手間を掛けて育ててきたもので、それを町 おこしに利用しようと地元の方々と協力して現在のような見事な九尺藤に育て上げ られたそうです。

                                           白毫寺入り口                                                       白毫寺 の本堂

たくさんの人で賑わっていました。


          境内にこんな物が・・・。                                        本物の孔雀がいましたよ。


                               境内は甘い藤の香りにつつまれていました。


                                                 満開です。


                                お寺の裏の広場に長い「藤棚」がありました。  


                                                                テントの中は特産品販売

地元の方によるお餅つきや特産品の販売があり ました。つきたての草餅は美味かったですよ。しばらく肌寒い日が続いたので、思ったより花が伸びていませんでした。ちょっと残念。もう1週間後だったら良かったかな。夜は藤棚がライトアップされるそうです。きっと幻想的で綺麗でしょうね〜。

藤の花を満喫した後は春日の局の生誕地「興禅 寺」へ向います。



途中でこんなれんげ畑を見つけましたよ。地元の方のお話によると、昨日、この畑で”春日 れんげまつり”が開かれていたそうです。昨日は、れんげ畑の中でれんげを摘み取ったり、あまごのつかみ取りやお餅つき、特産品の販売などもあったそうです。でも今日は、こんなに静かです。広いれんげ畑を二人じめです。

  蜜蜂みつけたよ!   クローバーにも蜜蜂が・・。

春日の局の生誕地「興禅寺」へ行ってきました。

■興禅寺■

徳川家光の乳母「春日局」は幼名をお福といい、春日局の名はこの春日の地で生まれたことに由来しています。お福の父・斉藤内蔵利三は明 智光秀の重臣で、光秀が丹波攻めで黒井城を落とした後、斎藤家は黒井城の下館に居住しました。その下館跡が現在の興禅寺で、お福はここで生まれ、三歳まで育ちました。興禅寺は水 をたたえた七軒堀や高い石垣・白壁など、当時の下館の様子をよく残しており、国の史跡に指定されています。


                                                                興禅寺山門                                                              春日の局出生地の石碑

  石垣と水濠を持つお寺です。

   本堂

  庭園 お福ちゃんはここで遊んだのでしょうか? 

    経蔵裏にお福の産湯の井戸があります

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「“ホテイアオイのお花畑”に行ってきました」

<9月9日(日)“ホテイアオイのお花畑”に行ってきました。 > 

奈良県橿原市の本薬師寺跡周辺の休耕水田(1・4ha)を利用して14,000株のホテイアオイが栽培されていて、見ごろを迎えていると聞いたので行ってきました。

 

香具山とホテイアオイ
 

本薬師寺跡の駐車場(空き地)に車を止めて、田んぼのあぜ道を歩きながら、のんびりと花を見ていきました。ホテイアオイは何度も見かけたことがありますが、花を見たのは今回が初めてでした。薄い藤色で、ランのような綺麗な花です。薄い花びらに太陽の光が当たるとアールヌーボーのランプの様に見えます。でもどんなに素晴らしい美術品でも、この自然の美しさにはかなわないだろうなぁと思いました。

 

 

 

 たくさんの花が田んぼを覆うように咲いて、まるで田んぼに薄紫のベールがかかった様に見えました。暑い日差しの下なのに、何かそこだけ涼しげです。

 

 

ホテイアオイは朝に蕾が太陽の光を浴びて開き、夕方になるとしぼみます。翌日の朝は、また新しい蕾が開きます。毎朝、新しい蕾が咲くので、花はいつも新鮮で色鮮やかです。特に日照りがきつい時は、開花する花が多いそうですよ。

 

 

 

花が疎らな所もあります。蓮の花は咲き終わっていました。たくさん花が咲いていても、次の日、曇っているとさっぱり咲いていない事もあるそうです。この日のお天気は、晴れ時々曇り。じゅうぶんお花見が楽しめました。さて、今日はまだ時間があるし、せっかく奈良に来たのでので、もう一箇所“穴場”に行こうと思います。

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「“如意輪寺”に行ってきました」

<9月9日(日)“如意輪寺”に行ってきました。>

如意輪寺(にょいりんじ)は、奈良県吉野郡吉野町にある浄土宗のお寺です。創建は901〜923(延喜年間)、後醍醐天皇の勅願によって建てられ、本尊は、如意輪観音です。宝物殿には、楠木正行(まさつら)が大阪四条畷(しじょうなわて)の戦いに出陣前、鏃(やじり)で記した辞世の歌が堂の扉に残っています。

 

如意輪寺 山門

如意輪堂

 

 山門をくぐると正面に素朴な感じの如意輪堂がありました。ご本尊の“如意輪観音”は非公開です。この扉の向こうに観音様がいらっしゃるのだなぁ。だからお寺の名前が“如意輪寺”なのね〜。などと、思いながらお参りしました。

 

如意輪堂の天女

 

お参りを済ませて、ふと上を見ると、お堂に天女の彫刻がありました。可愛い鳥と一緒に天女が空を飛んでいます。両手を合わせて何かを、ささげ持っているようです。色は付いていないのに、極彩色の映像が頭に浮かびます。どこからか、雅な音楽も聞こえてきそうです。

 

日向ぼっこをする黒猫

 

社務所の前の縁台に、黒猫が一匹、日向ぼっこをしていました。とても、人に慣れている猫ちゃんで、頭なでると気持ちよさそうにしていました。黒猫だけど、手と足とあごと胸が白くて、なかなかおしゃれな感じです。このお寺の“招き猫ちゃん”ですね。

 

天井の如意輪観音様

 

宝物館の入り口を入ると、目の前に少し傾斜をつけてある一人用のベッドの様な台がおいてありました。見上げると天井に大きな“如意輪観音”の絵があります。この絵は本尊の如意輪観音をモデルにして描かれたそうですよ。どうやら、その台に仰向けに寝て観音様を拝む仕組みらしいです。さっそく、台に寝転んでみると、観音様が目の前にいらっしゃいます。観音様の優しさに包まれていると幸せな気分になって、眠くなってきました。寝て拝むから“ねおがみ観音”と言うそうですが、このお寺の“ねおがみ観音”は、日本で最大だそうですよ。

 

枝垂桜と多宝塔

 

境内の奥の高台に素敵な多宝塔が建っていました。なんて綺麗なんでしょう。いくら見ても見飽きません。春になって枝垂桜が咲いたら、もっと綺麗でしょうね〜。

 

 

桜の木                      極妻桜

 

吉野と言えば、桜。このお寺は桜の木のオーナーを募集していました。多宝塔に行く途中でこんな桜の木を見つけましたよ。“極妻桜”って、どんな花が咲くのかなぁ?

 

 

お土産はお守りです。毎回、お土産は食べ物でしたが、今回は桜の花の“お守り”です。携帯電話のストラップになっています。可愛いでしょう。このお寺では、絵馬も桜の花の形をしていましたよ。お花見のシーズンには、車は大渋滞をおこし、桜見物の観光客で混雑する吉野も、今はひっそりとしています。見所がいっぱいの吉野をゆっくり見て歩くのだったら、今がお勧めです。

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78日(日)おふさ観音の風鈴まつりに行ってきました。>

 

《奈良県橿原市 おふさ観音の縁起 》

江戸時代、この辺りに鯉が淵という大きな池があり、通りがかった土地の娘おふささんが、この池で、白い亀の背中に乗った観音様に出会われたそうです。おふささんは、この池に小さなお堂を建て、観音様をお奉りし、後にお寺へと発展したそうです。

 

 

           「おふさ観音」の山門              風に揺れる風鈴

 

境内に入ると風鈴が風に揺られて、チリ~ン、チリリ~ンと涼しげな音を奏でていました。いろいろな種類の風鈴があります。全部で2000個もあるそうですよ。一つ一つ違った音を奏でる風鈴。いくら観ても見飽きません。でも、雨が降ったら、風鈴をしまうのかな?それとも、シートで覆うのかな?

 

 

        朝顔をよ〜く見ると、造花です。        風鈴の短冊がすだれのようです。

 

「おふさ観音」は、イングリッシュローズと花まんだらでも有名です。境内いっぱいにイングリッシュローズをはじめとする1000種類のバラの鉢植えが並んでいました。バラの花の見頃は過ぎていましたが、まだまだ綺麗な花もたくさんありましたよ。   

 

 

            珍しい色のバラの花           可愛いピンクのバラの花

 

本堂でお参りをした後、境内に作られた花の道を歩いていくと・・・。 

 


花のトンネル

 


風が吹くと一斉に風鈴が鳴りす。

 

池がありました。おふささんが、白い亀の背中に乗った観音様に出会われた池でしょうか。亀がのんびりと日向ぼっこをしていました。

 


日本庭園の池

 


かわいい亀さん

 

池のそばには、こんな珍しい花も咲いていました。

 

              沙羅の花              可憐な白い花です。

 

朝咲いて夕方には花を落としてしまうという沙羅の花は、『平家物語』に「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」と書かれているほどはかない花です。この花の清らかさに心惹かれるのは、はかない
日花だからかもしれませんね。

 

 
健康的なおやつです 。参道のお店で名物を買いました。

 

 
手作りのお餅です。黒蜜ときな粉で食べます。

 

きれいな花と夏の風物詩の風鈴を見た後は、お土産を買いました。“さなぶり餅”は、お餅に弾力があって噛み応えがあります。つぶつぶとした舌触りが独特で、素朴な懐かしい味がしました。

 風鈴祭りは831日までだそうです。今度は10月の薔薇が咲いている時にもう一度来てみたいです。

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「大田の沢の杜若(かきつばた)を見に行ってきました」

     <5月13日(日)大田の沢の杜若(かきつばた)を見に行ってきました。>

 大田神社の大田の沢で、天然記念物に指定されている杜若(かきつばた)が満開になっていると聞いて、さっそく行ってきました。大田神社は、上賀茂神社の摂社なので、まず、上賀茂神社に参拝しました。上賀茂神社の創建は古く、平安京造営以前から先住していた賀茂族の氏神として祀られたのが始まりで、正式には賀茂別雷(かものわけいかづち)神社といいます。世界文化遺産に登録されており、毎年5月15日に行われる葵祭りで有名です。

 

 

上賀茂神社の大きな駐車場に車を止めて、参道を歩いていくと・・・。

 


優しい目をした白い神馬に出会いました。

 


拝殿前にある2つの立て砂は、神が降り立つ神聖な場所です。

 

 

上賀茂神社の名物は、「焼餅」です。皮が薄く、あんこはさっぱりとした甘さです。小ぶりなので、何個でも食べられそうです。

上賀茂神社の境内には、広い芝生と綺麗な水が流れる浅い小川があります。小川は、御物忌川→御手洗川→ならの小川と名前を変え、境内を出ると明神川となって、 昔神官が住んだ「社家町」をさらさらと流れていきます。

 


明神川沿いにそぞろ歩き

 

 

大田神社に着きました。大田神社は、猿田彦と天鈿女命(あめのうずめのみこと)を祀り、長寿、縁結び、芸能の神として、信仰を集めています。参道の東側にある大田の沢に野生の杜若(かきつばた)が群生しています。ここの杜若は、平安時代から有名だったとか・・・。永年守られてきた美しい自然を、このまま次の時代に継承してほしいものですね〜。


大田の沢  

 


群生する杜若(かきつばた)

 


花びらは美しい濃紫(こむらさき)、緑の葉は天に向かってまっすぐに伸びて、立ち姿の綺麗な花です。

 


シャガ

 

 参道の木の陰に青白く光る花をみつけました。花の名前は、「シャガ」アヤメ科の多年草。古い時代に日本に中国から持ち込まれた植物だそうです。中国では、この花が胡蝶のような形をしていることから「胡蝶花」と呼ばれているそうです。木陰にひっそりと咲いている姿が、何かさびしげなのは、花が1日しかもたず、開花した翌日にはしぼんでしまうからでしょうか。

 大田の沢に風が吹き、杜若の濃紫(こむらさき)の花が揺れています。初夏の日差しはまぶしくて、暑いぐらいなのに、ここだけ涼しげで清らかでした。

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「浮世絵を見に行ってきました」

   <4月28日(土) ”ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展”へ行ってきました。>

 場所は、天王寺公園の中にある大阪市立美術館です。

  葛飾北斎の肉筆画の「龍図」と「虎図」、この二つの掛け軸が一対として描かれた対幅であることが最近分り、100年ぶりに並べて展示されていました。墨と藍色で描かれた龍は、闇の中から浮き出ているようで不気味です。雨に打たれながら龍を見上げてほえる虎は、マンガチックで可愛いです。

二つの掛け軸が並ぶことによって、龍と虎の視線が合い画面が広がって大きな一枚の絵が完成されます。北斎の最晩年の作だそうですが、老いを感じさせない迫力のある絵でしたよ。

 写楽、歌麿、広重などの「浮世絵」も、構図が面白くて見飽きませんね〜。どれも保存状態が良くて、色が綺麗でしたよ。

 

    <5月3日(木)”東海道・木曾街道 広重 二大街道浮世絵展”へ 行ってきました。>

  場所は、滋賀県守山市にある佐川美術館です。

   佐川美術館は、佐川急便がつくった美術館で、比叡山を望む琵琶湖湖畔に建っています。常設展は、平山郁夫の日本画と佐藤忠良の彫刻です。佐川美術館は、敷地の大部分が人工池になっていて、水の上に浮かぶように見える美術館です。水の流れを眺め、水の音を聞いていると、気持ちが静まってきます。

 常設展会場は、ゆったりとしていて、ひとつの部屋に大きな絵が2枚。絵が一番素敵に見える位置に、座り心地の良い長椅子がひとつ。そんな部屋もあります。こんなに贅沢に絵画鑑賞ができるのは、この美術館だけなのでは・・。

「東海道・木曾街道 広重 二大街道浮世絵展」は、特別展示室で開かれていました。江戸時代後期の浮世絵師、歌川広重が、東海道を描いた「東海道五拾三次」と、中山道を描いた「木曾街道六拾九次」の初摺完本を初めて同時に公開さらに、広重の旅行記としては唯一現存する「甲州日記写生帳」も、公開されると言うことで、混雑を予想していたのですが、割りとすいていました。

「東海道五拾三次」といえば、”永谷園のお茶漬け”のおまけの絵カードを思い出しますよね。実物は、すごいです!絵の中で旅人や馬が動き、風が吹き、雨が降っている。山には滝が流れ落ち、谷川が流れ、海には船が浮かんでいる。本当に細部まで描き込まれていましたよ。こんな小さな絵の中に風景がギユッと詰まってる。ただただ、すごいと思いました。

若かった頃は日本画なんて古臭い、油絵の方が好きだと思っていましたが、最近は日本画の方が、気持ちが落ち着くので好きです。年をとったら、脂っこい食べ物よりあっさりした和食を好むように、絵もあっさり系が よくなるのでしょうね〜。

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「霊鑑寺「春の椿特別公開」に行ってきました」

<4月3日 哲学の道を通って霊鑑寺「春の椿特別公開」に行ってきました。>

 4月に入ったというのに、寒い日が続いています。霊鑑寺の椿公開は、春と秋しかないので、完全防寒で出かけました。平日なので、すいているかもと、期待して京都駅に降り立てば、観光客であふれていました。恐るべき春の京都です。臨時増発されているバスに乗り込み、銀閣寺まで行きました。哲学の道は、銀閣寺から南禅寺につながる、琵琶湖疏水沿いの長さ約2kmの散策路です。道幅が狭いので、車が入って来ません。桜の木下にシートを敷くスペースもないので、 お花見の宴会もありません。何にも邪魔をされずに、桜の花を眺められるお勧めスポットです。ゆっくり歩くと桜がふわふわと風に揺れて、ピンク色の桜のトンネルの中にいるようでした。ふと下を見ると、幹に苔が付いている桜の老木の根元に、小さな桜の花が恥ずかしそうにちょこんと咲いています。なんだか嬉しくなって、笑ってしまいました。

 哲学の道と別れ、宮ノ前橋を渡って山のほうへ向かうと、小ぢんまりとした霊鑑寺の山門が見えてきます。霊鑑寺は、谷の御所とも呼ばれる臨済宗南禅寺派の門跡寺です。霊鑑寺の歴代の住職は皇女が務めていたので、御所人形や貝あわせなど皇室とのつながりを伝える宝物が数多く残されています。私が訪れた時は、古いお雛様が飾られていましたよ

 


宝形造の本堂。屋根越しに桜が見えます。

 

霊鑑寺は、椿の名所として有名です。小玄関脇のこの日光(じっこう)椿は、樹齢300年で、京都市指定の天然記念物だそうです。樹齢300年というと、何人の皇女がこの椿を眺めたのでしょうね。

 


日光椿の木

 


日光椿の花

 

広い庭園は、寺の周りを回遊できる造りで、約30種類100本もの珍しい椿のが咲いていました。

 

 


散り椿

 


月光椿

 

こんなにたくさんの椿の花を見たのは初めてでした。椿の花にこんなにたくさんの種類があるとは・・・。眺めていると時間を忘れてしまいそうでした。

霊鑑寺は、普段は非公開のお寺なので、春と秋の特別公開が楽しみです。秋の公開時には、紅葉はもちろん、山茶花や秋から春まで咲き続ける寒椿など、美しい花を見にまた来ようと思います。

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「聖林寺へ行ってきました」

<1<1月8日() 奈良県桜井市の聖林寺へ行ってきました。>

   国宝十一面観音立像で有名なお寺です 。

    《十一面観音立像》

  聖林寺の十一面観音立像は、天平時代、鎮護国家を願い作られました。元は、三輪山(みわやま)の大御輪寺(おおみわでら)の本尊でしたが、明治政府の廃仏毀釈の難を逃れ、聖林寺に移され安置されました。また、この像は木心乾漆像で天明期の傑作といわれており、第一回の国宝指定を受けています。明治時代に来日した哲学者、美術研究家のアーネスト・フェノロサがこの像を絶賛し、有名になりました。

★聖林寺(しょうりんじ)

聖林寺は多武峰山麓の高台にあります。駐車場に車を止めて坂を少し上ると、苔むした石垣が見えます。石垣の上の狭い敷地に聖林寺の本堂や鐘楼や庫裏、十三重石塔などが隣接して建っています。建物はどれも古くて、このお寺の歴史の古さを伝えているようです。

 

 

狭い境内には、南天がたくさん植えられていて、赤い実が色鮮やかでした。本堂で御本尊のお地蔵様にお参りをした後、屋根のついた階段の渡り廊下を通って、いよいよ観音さまのいらっしゃる奥のお堂へ行きます。

 

 

お堂は防災収蔵庫になっていて、コンクリート造りです。お堂の扉を開けると、真正面のガラスケースの中に国宝の十一面観音さまが、こちらを向いて立っていらっしゃいました。気品のあるお顔、腕から足へと柔らかな曲線を描く天衣、優雅な指の形、全身のバランスが見事に取れていて、本当に美しい十一面観音さまです。他の参拝者が誰も居なかったので、ゆっくり眺められました。帰る時振り向いたら、観音様と目が合ったような気がしました。今日は、ありがとうございました。また来させてください。そう、心の中で言ってお堂を出ました。

  拝観を終えて聖林寺の門前から外を見ると、大和盆地と山之辺の道、三輪山の美しい風景が見えました。心が開放されてのびのびと広がっていく様な眺めです。今は冬だけど、春になったら花が咲き乱れ、夏には木々の緑を風が揺らすことでしょう。秋の紅葉は三輪山を錦に染めることでしょう。門前の同じ場所に立って、季節の移り変わりを眺めてみたい。十一面観音さまに、またお会いしたい。聖林寺は、何度でも訪れたいお寺です。

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 「石光寺へ行ってきました」

<13() 奈良県葛城市の「石光寺」へ行って来ました。>

 中将姫の伝説のあるお寺です。

 《中将姫の伝説》  

 今から1250年前の奈良時代、藤原豊成の娘中将姫は継母に命を狙われました。姫は継母を恨むことなく、万民の安らぎを願い「写経」や読経」を続けました。そして1000巻の写経を成し遂げた16才のある日、二上山に沈む夕陽に阿弥陀如来の姿を見ました。姫は観音さまに導かれて當麻寺を訪れ尼僧となりました。

  その後、あの日に見た阿弥陀さまのおられる極楽浄土の光景を、五色の蓮の糸によって織り表しました。これが當麻寺の本尊、国宝・當麻曼荼羅(たいままんだら)です。姫は當麻曼荼羅を織る時、蓮の茎を集め、糸を採り出しました。そして石光寺の庭に井戸を掘り、糸を浸したところ五色に染まりました。それが染の井で、傍らの桜の枝にかけたのが糸掛け桜だそうです。今もこの井戸と桜の木は石光寺に残っています。

 

★石光寺(せきこうじ)

 石光寺は二上山のふもとにあるこじんまりとしたお寺です。

 お庭には、わら帽子がお行儀よく並んでいました。わら帽子の中を一つ一つ覗いてみると、色とりどりの牡丹の花が咲いていました。春咲きの牡丹に比べて葉は小さく花も小ぶりでした。その様子は、寒さに耐えて身を縮めているように見えたのですが、花はしっかり上を向いて太陽の光を浴びようとしているようでした。雨上がりだったので水滴が花びらに溜まっていて、きらきらと光ってとても綺麗でした。露地栽培の冬咲きのボタンはここだけのものだそうです。

 

 

 

 寒牡丹の他にもろう梅や、椿、山茶花、寒咲アヤメ、水仙、早咲きの桜などが咲いていました。寒咲アヤメは、丈が短く葉も短くて、春咲くアヤメのミニチュア版といった感じです。真冬にアヤメや桜が咲いているなんてちょっとびっくりしました。観光客は少なくて、中年のご夫婦がゆっくり花を見たり、写真を撮ったりしながら、花を楽しんでいましたよ。

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「お花見スポット12ヶ月」

<四季折々のきれいな花を見に出かけませんか?>

1月  水仙   黒岩水仙郷 (淡路島)

淡路島の灘黒岩水仙郷 は、水仙の日本三大自生地(あとの2ヵ所は福井県の越前岬 と伊豆下田の爪木崎)の一つです。標高608mの諭鶴羽山の海に続く45度の急傾斜約7haにわたって500万本もの野生水仙が咲き誇り、水仙の甘い香りが漂います。

■2月  有楽椿  等持院 (京都市北区)

等持院は立命館大学の裏手の路地を入った所にあります。1341年(暦応2)、足利尊氏建立による足利氏の菩提寺です。霊光殿には初代尊氏から15代義昭まで歴代将軍の木像(510代を除く)が安置されています。霊光殿の中は薄暗く、木造が不気味な感じです。 夢窓疎石の作と伝えられる庭園の中に樹齢400年の有楽椿(うらくつばき)があります。幹周100cm、地上85cmで現存する有楽椿の中で最大樹といわれ、豊臣秀頼が当寺を再建したとき植えさせたと伝えられています。

■3月 梅  道明寺天満宮 (大阪府藤井寺市)

道明寺天満宮は、菅原道真公のおばに当たる覚寿尼公が住職を務めていたお寺です。道真はここを第二の故郷として度々滞在しました。本殿の裏に梅林があって約80800本が咲き、毎年23月の梅祭りには大勢の参拝客で賑わいます。宝物館には道真公の遺品などの国宝6点、重要文化財2点、大阪府指定文化財1点などが所蔵されています。
 梅林には歌舞伎の片岡孝太郎さんや片岡仁左衛門さんが、寄付した梅の木もありましたよ。

 3月下旬 「はねず」の梅  随心院 (京都山科)

京都山科の随身院は平安時代を代表する女流歌人、小野小町の住居跡といわれる寺院で、遅咲きの梅の名所としても有名です。当院の梅は、薄紅色が主で「はねず梅」とよばれています。寝殿造の本堂には阿弥陀如来坐像(重要文化財)などとともに、小町に寄せられた恋文を下張りにしたという文張[ふみばり]地蔵、小町に届いた1000通もの恋文を埋めたという文塚などもありました。
 卒塔婆[そとば]小町坐像も祭ってありましたが、絶世の美女といわれる小町も年老いるとこんなお婆さんになるのかと思うと、哀れでした。

4月 桜 十輪寺  (京都市西京区大原野)

 十輪寺は、別名「なりひら寺」平安時代の歌人”有原業平”が晩年を過ごしたお寺です。本堂の脇には枯山水の庭園があって、この庭は高廊下、茶室、業平御殿の三ヵ所から場所を変えて眺めることが出来ます。(三方晋感の庭)この庭は、趣の違う様が見る者の心の様を映し出すので、「心の庭」と、言われています。庭の枝垂桜は、傘を広げるように枝を伸ばし、花で庭を覆っていました。春風に花びらがひらひらと舞う様は幻想的でしたよ。

   山吹  中宮寺  (奈良 法隆寺東院に隣接 )

奈良の法隆寺の夢殿の近くに、聖徳太子の母、穴穂部間人(あなほべのほしひと)皇后の御願により創建された中宮寺があります。本尊菩薩の半跏思惟像(国宝)は、飛鳥時代彫刻の最高傑作で、スフィンクス、モナリザとともに「世界の三微笑像」といわれているそうです。また、国宝の天寿国曼荼羅繍帳は聖徳太子の薨去を悼み作られた日本最古の刺繍です。庭に咲く黄金色の山吹の中に白い山吹が清楚です。

5月 つつじ  長岡天満宮 (京都府長岡京市 )

長岡天満宮では、例年4月下旬〜5月上旬に境内の樹齢150100株のキリシマツツジが見ごろを迎えます。このツツジの見ごろにあわせてイベントが行われます。筍の加工品や竹製品などの特産品の販売をはじめ、キリシマツツジの苗木販売、模擬店など約20店が出るほか、茶席(有料も設けられます。

      あやめ  近江八幡  (滋賀県近江八幡市)

近江八幡は16世紀後半、豊臣秀吉の甥の秀次が築いた城下町で、整然とした碁盤状の町割りが今に伝えられています。武士と町人の居住区の間につくられた八幡堀には琵琶湖を往来する荷船が立ち寄り、自由な気風のもと町は商都としても発展しました。堀沿いには蔵が建ち並でいて、落ち着いた町並みは、どこか故郷の倉敷に似ています。八幡掘り沿いに咲いていたあやめがきれいで、木々の青葉若葉も気持ち良いです。

    牡丹としば桜 花のじゅうたん 長沢寺 (兵庫県三田)

兵庫県三田の長沢寺は、山間の禅寺でいろいろなお花が咲く花の寺です。お寺の前にぼたん園があって、色とりどりのぼたんが咲きます。「立てば芍薬、座ればぼたん。歩く姿はゆりの花。」と言いますが、何枚も花びらが重なり合って咲く様は、東洋的な美人が微笑んでいるようです。ぼたん園の隣には、しば桜 花のじゅうたんがあります。そこは、一面の小さなしば桜の丘です。花の色が少しずつ違っていて、ピンク色の濃淡が綺麗でした。

6月 紫陽花・蓮の花  三室戸寺 (宇治)

山門付近の参道の下の庭園には一万株の紫陽花が、色とりどりに花を咲かせます。本堂の前には、蓮を植えた大きな鉢がたくさん置かれていて、綺麗なハスの花がいっぱい咲いていました。気品のあるその花は、極楽に咲く花にぴったりです。

     “あじさい寺  観音寺 (福知山市)

あじさい寺の正式なお名前は、観音寺。でも、地図にも丹波のあじさい寺と書いてあるほど、紫陽花が綺麗なお寺なのです。山の斜面に、千種一万株の紫陽花が咲いています。 観音様の小さなほこらが7箇所、紫陽花の間の小道にあります。それぞれの観音様の鐘を、2回ずつ撞いてお祈りします。一回目の鐘は、みんなが幸せでありますように。二回目の鐘は、自分のお願い事が叶いますように。7つの観音様の鐘の音が、それぞれ全部違います。心に染み入るような優しい音です。

 あじさいの小道を歩いて行くと本堂に出ます。本堂では、十一面千手千眼観世音菩薩様が、優しくお参りに来た人々を見守っておられます。色とりどりの紫陽花はとても綺麗でした。でも、「やっぱり雨に濡れている紫陽花が見たかったなぁ〜。」と、話していたら、ぽつり、ぽつりと、雨が降ってきました。傘をさすほどでもなく雨はすぐやみました。雨に濡れた紫陽花は、青く光って綺麗でした。

7月  梅花藻 (滋賀県米原町)

中山道を流れる地蔵川のバイカモはキンポウゲ科の水生多年草で、清流でしか育ちません。78月ごろに、梅の花に似た白い小花を咲かせることから『梅花藻(バイカモ)』の名が付きました。川の中に地下水が湧き出ている所があって、水は冷たく澄んでいます。私が行った時は、川の水量が少なくて、梅花藻の花が水中より顔をだしていました。水中の中で咲く花も良いですが、水中より顔を出した花が綺麗でした。川の両岸には家が立ち並んでいて、岸辺には美味しそうなスイカやトマト、キューリ、ジュースも籠に入れて冷やしてありました。この川は、地域の人達の生活に溶け込んでいました。

8月 妙連(滋賀県守山市 妙連公園)

妙蓮は、平安時代の初め、比叡山延暦寺の慈覚大師円仁が唐から持ち帰ったと伝えられる蓮。つぼみの時は一つの花に見えますが、外側の花弁が開いたあとは一茎に212の花群が見られ、花びらは20005000枚にも達します。花の見頃は7月中旬〜8月上旬ぐらいです。

守山市の市花にもなっており、妙蓮が見られるのは西日本でここだけですよ。

9月 梨木神社の萩 (京都御苑の東側)

                           

梨木神社は、明治維新の功労者として知られる、三条実万(さねつむ)・実美(さねとみ)父子を祀る神社です。境内に湧き出る「染井の水」は醒ヶ井、県井とともに京都三名水の一つとして知られており、その中でも唯一現存しているもので、今でもポリ容器を持参して水を汲みにくる人の姿がみかけられます。

また、梨木神社は萩の名所で、「萩の宮」とも呼ばれています。初秋を感じる9月中旬頃は、細長くのびた参道が紅白に咲き誇る萩の花でおおわれます。毎年9月の第3日曜日には、「萩まつり」が開催され、たくさんの人で賑わいます。

10月 宝鏡寺の金木犀 (京都市上京区)

                   

 「人形寺」とも呼ばれる宝鏡寺には、歴代皇女の人形達がたくさん残されています。お寺の正面 には金木犀の他に モチノキ、ギンモクセイが植えられており、この様に三本合わさるとお金持ちになれるというジンクスがあるそうです。春と秋の「人形展」に訪れるついでにこの香りを満喫してみましょう。

11月 曽爾高原のススキ (奈良県 曽爾村)

                  

奈良県と三重県の県境にある曽爾高原(そにこうげん)は、山の稜線に沿ってすり鉢状に広がっています。時折、山頂に向けて吹き上げる風にふわふわのススキの穂が波打ちます。夕暮れには穂が金色に染まり「黄金のじゅうたん」と形容されるのも納得です。高原内は迷路のように通路が入り組んでいて、自分の背より高いススキの中で迷子になりそうです。高原なので寒いです。寒さ対策を忘れずに!

       石山寺の紅葉 (滋賀県大津市

石山寺の本堂内には紫式部が「源氏物語」の構想を練ったと伝えられている、「源氏の間」があります。名月の夜、石山寺で月の美しい風景に感動した紫式部は、一気に須磨・明石の巻を書き上げたそうです。廊下から「源氏の間」の中が見えます。狭いお部屋の中に、源氏物語を執筆している紫式部のお人形が置いてありました。 お庭の真っ赤に色づいた紅葉は本当に綺麗です。名物“しじみ御飯”を食べて、満足。満足。

12月 さざんか 神光院 (京都市 北区)

神光院は、上賀茂神社の北西に建つお寺です。京都三弘法のひとつといわれ、本尊は弘法大師像。大師自作の像と伝えられ厄除大師として信仰されています。 幕末の女流歌人、太田垣連月尼(おおたがきれんげつに)の隠棲の地でもあり、境内にはその庵でもある茶所が残されています。連月尼は陶芸と歌や書に勤しみ、製作した陶器に自詠の歌を彫り、名声を博しました。蓮月が60才の頃、侍童として預かったのが後の富岡鉄斎、数年共に暮らし、鉄斎は蓮月の薫陶を受け、明治、大正の著名な南画家となりました。ここのサザンカはバラのように美しく、この寺にしかない極めて珍しい品種と言われています。観光ルートから外れているので、静かに京都を楽しみたい人にお勧めです。

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